2006年11月25日土曜日

ハワイオノリシャスアワード2007 2006年11月26日〜2006年12月2日 Vol.1 No.48

ハワイオノリシャスアワード2007

今回で5回目となる毎年恒例の「ハワイオノリシャスアワード2007」が、先週の月曜日(11月20日)から始まりました。

これは、「地球の歩き方」と「ハワイの歩き方」の読者投票により、ハワイのおすすめレストランを決めるというもので、様々なジャンルのレストランが、日本人ツーリストの舌によって評価され、ランキングが付けられます。

ランキングの発表は、2006年5月発売の「地球の歩き方C-01 ハワイ'07-'08」と2007年6月発売の「地球の歩き方MOOKホノルル2007 夏 最新号」、そして、「地球の歩き方ポケット (1) ワイキキ2007-2008」にて特集されます。

さらに、投票した方の中から抽選で4名に、「成田(または関空) - ホノルル往復航空券」がプレゼントされます。

投票期間: 2006年11月20日(月)〜2007年1月31日(水)
プレゼントの当選者の発表: 2007年5月、ホームページ上で予定

ハワイオノリシャスアワード2007ハワイオノリシャスアワード2007
www.arukikata.co.jp/onolicious/

ハワイの歩き方
www.hawaii-arukikata.com

ハワイで料理! オノハワイ
www.onohawaii.com


サトゥーラケーキ

先月末に紹介しました「パティスリーラパルムドール(Patisserie La Palme D'or)」に続き、新しいケーキ屋さん「サトゥーラケーキ(Satura Cakes)」が、ハーバーコート(Harbor Court Business Tower)にオープンします。

今年の1月に、カリフォルニアのロスアルトス(Los Altos)という街に第一号店をオープン。6月には同じくカリフォルニアのパロアルト(Palo Alto)という街に二号店をオープンさせ、今回のハワイ店は、三号店となります。

ハワイ店のグランドオープンは12月6日(水曜日 12:00〜)となっていますが、12月の中旬(15日)には、ワードセンター内に四号店がオープンする予定です。

ケーキですが、青山や早稲田などにお店を構える「アニバーサリー」というケーキ屋さんのオーナーパティシェ、本橋雅人氏の監修にて作られます。「アニバーサリー」でお馴染みのウェディングケーキも、ハワイにてオーダーできるようになるそうです。

このケーキ屋さん、創立者は玉置浩伸氏。起業家の間では、「志は起業を呼ぶ」という本の著者としてご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。

サトゥーラケーキ
営業時間: 08:00〜18:00
場所: 55 Merchant Street, Suite #110, Honolulu, Hawaii 96813
問い合わせ先: (808)

サトゥーラケーキSatura Cakes
www.saturacakes.com

アニバーサリー
www.anniversary-web.co.jp

志は起業を呼ぶ志は起業を呼ぶ
www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4903241203/gvbcom-22/

ベンチャー経営について−ネットからケーキへ
blog.livedoor.jp/flyingdonuts2000/

株式会社サラトガ・パートナーズ 最近のニュース - livedoor Blog(ブログ)
blog.livedoor.jp/saratogapartners/

ゴルフダイジェストオンライン
www.golfdigest.co.jp


ABCストアの創設者 シドニーコササ氏

ABCストアの創設者であるシドニーコササ氏が、11月17日(金曜日)に亡くなりました。86歳でした。

ABCストアといえば、ハワイのコンビニエンスストアの先駆け。40年前にワイキキに700sfのお店をスタートさせ、現在では、ハワイ州内に55店舗、グアム、サイパン、ラスベガスなどを含めると、71店舗のチェーン店になりました。

ABCストアの「ABC」ですが、世界中の旅行者が簡単に発音できて覚えられる店名として、アルファベットの最初の3文字(ABC)から名付けたのだそうです。

素晴らしい。

ワイキキがリゾートとして有名になることを予測し、そこで人々が何を必要とするかを判断し、覚えやすい名前でビジネスを展開。時代を先取りした彼のビジョン、感性、そしてその功績に敬意を表します。同じ日系人として誇りに思います。

ご冥福をお祈りいたします。

ABCストアABC Stores - The Store With Aloha
www.abcstores.com


家賃150ドルでカハラの豪邸をレント

「川本源四郎(Genshiro Kawamoto)」

ハワイの不動産業界で、この日本人の名前を知らなかったらモグリかもしれません(笑)。

1980年代、ハワイの不動産160件あまりを「お小遣いで買っちゃいました」と話題になりました。

2002年12月のホリデイシーズンには、ハワイカイ地区に所有していた27戸の賃貸住宅のテナント(賃貸人)に立ち退きの要請し、これまた話題になりました(年末のホリデイシーズンに立ち退き要請ですからねぇ、、、)。

そして今年の10月、ハワイの高級住宅街のひとつ、カハラ地区に所有している豪邸を、賃貸住宅としてハワイアンに廉価で貸すことを表明。またまた話題となっています。

川本氏が「カハラアベニューミッション」と呼んでいる今回の件について、「来年の1〜2月までに、カハラアベニューに所有している4件の家を、住居に困っているハワイアンの家族に貸したい。カハラ地区にハワイアンに戻ってきてもらい、本来のハワイらしさを取り戻してもらいたい」とコメントしています。

期間3年の賃貸契約で、毎月の家賃は$150〜$200。

居住スペースは、2,400〜4,300sfと大家族にも十分な広さ。4件の住所(番地)は、4337、4398、4578、4744。いずれもKahala Ave.です。物件は、去年(2005年)、2〜300百万ドルで購入されたものばかりです。

住むところを探しているハワイアンのお友だちがいたら、教えてあげてください。
借りたい人は、下記の宛先まで郵送にてどうぞ。

Genshiro Kawamoto
P.O. Box 15547 Honolulu, HI 96830


今週の天気予報

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◎: 編集後記

ビッグセール!

アフターサンクスギビングセールに行ってきました。

眠い目をこすりながら、濃いコーヒーを片手に朝焼けの中、クルマをとばして目的地に到着すると、すでにパーキング待ちの長蛇の列。ショッピングセンターの入り口は混雑していました(驚)!

クリスマスプレゼントのリストを片手に、両手イッパイに買い物袋を提げた人々を見ていると、感心するやら呆れるやら、、、

これからクリスマスまでの1カ月間は、このような光景をあちらこちらのショッピングセンターで見ることでしょう。

早朝からエネルギー溢れる場所でもまれ、人混みにあたってしまったのか、少し調子が良くありません。何だか喉がイガイガしています。今夜は早めに就寝しなければ!

それにしても、皆さん凄〜いパワーでした(お見事!)。
(元添乗員)

ハワイの新しい禁煙法が施行され、10日が過ぎようとしています。

確かに屋内での喫煙は無くなりました。しかし、屋外での喫煙を強いられた喫煙者が、吸い殻をそのまま外に捨てるという弊害が起きています。

携帯用の吸い殻入れを普及させるなど、タバコの吸い殻の投げ捨てを無くすための対策を講じる必要がありますね。

もちろん、喫煙者の意識がせめて人並みになれば特に問題無い話なんですけどねぇ、、、(困)
(Taka)

トーチライティング&フラショウ

2006年11月18日土曜日

サンクスギビングデイ : 2006年11月19日〜2006年11月25日 Vol.1 No.47

ワイキキアートフェスト

カピオラニ公園で行われている、毎月恒例のアート&クラフトフェアです。地元のアーティストによる作品が出展されます。作品は、絵画、陶芸、ガラス細工、アクセサリー、ハワイの伝統工芸など。

日時: 11月18日(土)、19日(日) 09:00〜16:00
場所: カピオラニ公園
問い合わせ先: (808)696-6717


バンクオブハワイフリーサンデー

バンクオブハワイがスポンサードする、ホノルルアカデミーオブアーツの無料開放日。ギャラリーツアー、ライブエンターテイメント、子供向けのゲームやアートクラフトなどが行われます。

料金: 無料
日時: 11月19日(日) 11:00〜17:00(「パビリオンカフェ」の営業時間: 11:30〜14:00)
場所: ホノルルアカデミーオブアーツ
問い合わせ先: (808)532-8700

Free Sunday at Honolulu Academy of ArtsHonolulu Academy of Arts
www.honoluluacademy.org


サンクスギビングデイ

毎年11月の第四木曜日(今年は23日)は「サンクスギビング(Thanksgiving)」というホリデイです。

サンクスギビングと言えば、ターキーの丸焼きを中心にアメリカ伝統料理を家族や友だちで囲む一大行事。その始まりは、17世紀まで遡ります。

マサチューセッツ州の街プリマス(Plymouth: ボストンのちょっと南にあります)に、イギリスからピルグリムが渡ってきた時、食物収穫のこの季節、ピルグリムと北アメリカ先住民(インディアン)が、共に秋の収穫を神に感謝して行ったお祭がその起源だと言われています。

ネイティブアメリカンから食べ物を分けてもらったことへの感謝の気持ちを表すことから、この名前(感謝祭)が付けられました。

この日のアメリカ人は家族と過ごすのが基本で、一日中食べ続けているのではないかと思ってしまうほど、良く食べる日としても有名です。

この日、最もポピュラーな食べ物と言えば、やっぱり七面鳥の丸焼き。お腹の中にパンや野菜などでできたスタッフィングと呼ばれる詰め物をし、丸ごとローストします。さっぱりめのクランベリーソースや、コテコテのグレイビーソースでいただきます。

付け合わせはマッシュドポテトやインゲン豆のソテーなどの野菜類。そしてデザートはパンプキンパイ、、、

どうしてチキンじゃなくてターキーなのかというと、当時ピルグリムとインディアンが囲んで食べたご馳走が、ターキーだったのだそうです(真偽のほどは不明、、、)。

サンクスギビング、アメリカ人にとってはクリスマスと並んで大切なファミリーホリデイです。こうした家族の集いを大切にしているアメリカ人の精神は、いったいどこからきているのでしょう?

家族のつながり、絆、信頼、愛情、、、宗教?!、ピューリタニズム?!?、イヤ、実はもっと簡単なところに答があるのかもしれませんね。

ピルグリム: イギリス本国で迫害された英国国教会分離派で、1620年にメイフラワー号に乗りイギリスのプリマスを出港し、アメリカ大陸に渡ってきた人たち。

1998年に講談社から発行された、大西 直樹薯『ピルグリム ファーザーズという神話作られた「アメリカ建国」』に、詳しく書かれています。

ピルグリムの後に上陸したピューリタンとピューリタニズムに関しては、1999年に松柏社から発行された、宮脇 俊文、高野 一良薯、秋山 健監修『アメリカの嘆き 米文学の中のピューリタリズム』に、詳しく書かれています。

(Guam Visitor's Bible Mail Magazine 2000.11.21 Vol.2 No.47-extra issueより)

で、ハワイのサンクスギビングはといいますと、、、

ツーリストの皆さんにお馴染みの、主要ショッピングセンターの営業時間は以下の通りです。

アラモアナセンター
11月23日: 休館
11月24日: 06:00〜22:00
11月25日: 07:00〜22:00
11月26日〜30日: 09:30〜21:00

カハラモール
11月23日: 休館
11月24日: 09:00〜21:00
11月25日〜30日: 10:00〜21:00(日: 10:00〜17:00)

ワイケレプレミアムアウトレット
11月23日: 09:00〜18:00
11月24日: 07:00〜22:00
11月25日: 08:00〜22:00
11月26日: 09:00〜20:00
11月27日〜30日: 09:00〜21:00

注目したいのは、サンクスギビングデイの次の日。そう、24日の営業時間を見てください。朝の6時とか7時からオープンするんです、、、

そうです! アフターサンクスギビングセールなんですよね。

ここから一気にホリデイシーズンに突入し、アメリカ人たちはホリデイモードでもって、ソワソワウキウキしちゃってロクに仕事も手につかなくなります(笑&半分ホント)。


ホノルルシンフォニーのポップシリーズにジェイク登場

先月10月から始まった、ホノルルシンフォニーによる2006〜2007年度の「ポップシリーズ」。

ハワイ唯一の交響楽団、ホノルルシンフォニーが毎年行っているイベントが、来年の4末まで、約7カ月に渡り開催されます。

今年は、グラミー賞にノミネートされた、マットキャンティンガブ氏が総合指揮を務め、毎月、ジャンルが異なる7組のアーティストを迎え、アーティストとホノルルシンフォニーが共演します。

今年のポップシリーズには、ウクレレ奏者のジェイクシマブクロ氏が参加します。

ジェイクシマブクロとホノルルシンフォニーによるセッション、伝統的なハワイアンミュージックだけに留まらず、様々なジャンルの音楽が演奏される予定だそうで、どんなコンサートになるか楽しみですね。

ジェイクシマブクロが出演するコンサートは、今月11月24日(金)と25日(土)の2日間。20:00から二ールブレイズデルセンターにて開催されます。

チケットは$15.00〜。手軽な値段で本格的な交響楽団の演奏が楽しめます。チケットは、ホノルルシンフォニーのホームページから購入できますよ。

ホノルルシンフォニー
ポップシリーズ: 2006年10月〜2007年4月28日
問い合わせ先: (808)792-2000

ジェイクシマブクロが出演するコンサート
料金: $15.00〜
日時: 11月24日(金)、25日(土) 20:00〜
場所: ニールブレイズデルセンター (777 Ward Avenue, Honolulu, Hawaii 96814)
問い合わせ先: (808)527-5400 (Main Office)
録音再生によるイベント情報: (808)591-2211


Welcome to the Honolulu Symphony!Welcome to the Honolulu Symphony!
www.honolulusymphony.com

Neal.S Blaisdell CenterNeal.S Blaisdell Center
www.blaisdellcenter.com

Jake Shimabukuro|| JAKE SHIMABUKURO ||
www.jakeshimabukuro.com


今週の天気予報

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◎: 編集後記

旅行パンフレットの正しい見方についてのヒント!

「海外旅行に行こう!」と思いたった時、ほとんどの方は「パッケージツアー」と呼ばれるものに参加されると思います。

往復の航空機やホテルなどが指定されていて、あとは滞在日数を決めるだけでOKなので便利ですよね。

ハワイの場合、「○○ホテルに泊まるハワイ6日間」ですとか、「A航空会社指定ハワイの旅」といったツアーが多いと思いますが、いざハワイにやって来てみると、パンフレットの内容と違っていた(例えばミールクーポンの有無など)なんて経験のある方も、少なくないのではないでしょうか!

この特典が付いていたから参加したのにナゼ?

ということも珍しくありません。

最近の旅行パンフレットの複雑さは、私たち旅のプロが見ても難しいものがあります。パッと見ただけでは理解できないほど、多種多様な特典が最初の1ページ目にビッシリと書かれていて、すべてのツアーに当てはまるかのような錯覚を起こしてしまいます。

でも、よ〜く見ると、小さ〜な字で注意書きが書いてあるんです!

 ホテル5泊以上した場合のみ朝食券が付きます。
 10名様以上の申し込みで5%の割引があります。
 水曜出発のみの限定サービスです。
 成田、関空出発のお客様のみ。

ナドナド、、、(読むだけで疲れますネ!)

いやぁ〜よく見ると結構な条件がついています。当たり前のことですが、特典ばかりが目にはいって、条件に関しては見落としてしまいがちです。

ではどうすればいいのかというと、、、

気に入ったツアーの「ツアーコード」を確認して、そのコード番号を元に、内容を確認して見てください。特典、条件などがはっきりします。

また旅行先には、お申し込みになったツアーの「パンフレット」と「旅行代金の支払い証明書」をお持ちなる事もオススメします。

もし、現地でトラブルがあっても、この2点があれば確認できるのでなにかと役立ちます。

パンフレットとツアーコード。

旅行会社におまかせも楽チンでいいですが、ご自身でいろいろと調べてみるのも、旅の醍醐味のひとつですネ!
(元添乗員)

先週の木曜日(11月16日)から施行された新しい禁煙法により、ハワイを訪れる予定だった日本人観光客の中から、喫煙者のキャンセルが出ているという話を聞きました。

僕は吸わないので分かりませんが、ツライんだねぇ、、、(哀)
(Taka)

ハレクラニ前のビーチにて

2006年11月11日土曜日

ハワイ新禁煙法 : 2006年11月12日〜2006年11月18日 Vol.1 No.46

ハワイ新禁煙法

ハワイ州では、タバコを吸わない非喫煙者の健康を、間接喫煙の害から守ることを目的とした新しい禁煙法(Healthy Air & Workplaces Law)が、11月16日(木)より施行されます。

これにより、州や郡が定める公共の場所が禁煙区域として設定され、喫煙が厳しく取り締まられます。

今回の新禁煙法では、バスやタクシーなどの交通公共機関はもちろん、レストランやバー、ショッピングセンター、空港、ホテルのロビーや通路、さらに、屋内外に関わらず、スポーツアリーナやスタジアムなどの座席部分、介護施設やチャイルドケアのために使用している個人の住居などの公共の場所と、これらの場所の出入り口から20フィート(約6m)圏内での喫煙が、全面的に禁止となります。

新禁煙法に違反した場合、個人で最大$50.00、企業で最大$500.00の罰金が課せられます。

「ぢゃあどこで吸えばいいのよ?!」

という愛煙家の方の悲痛な叫びが聞こえてきそうですね。

2006年11月16日以降、ハワイではもう喫煙できる場所はありません。

というのはウソで、探せばまだあります。

個人の住居(自分の家ですもんね)、ホテルなどの宿泊施設の喫煙室(喫煙のために設けられた場所ですから)などでの喫煙は許可されています。

ホテルによっては敷地内を全面禁煙にしているところもあるので、タバコを吸う際には、喫煙できるかどうか確認しましょう。

吸えるところ、もう少し詳しく紹介しておきますね。

喫煙可能な場所

ホノルル国際空港屋外エリア

国際線ターミナル
インターアイランドターミナルと国際線到着ビルの間、1階中央部分
1階ダイアモンドヘッド側グループツアーエリア(Diamond Head Group Tour Area)の、屋根、囲いのない部分
屋根、囲いのない公共駐車場、各レンタカー会社駐車場(ただし、喫煙可能な場所でも、出入り口や窓、階段、エレベーター、換気装置部分より20フィート(約6m)圏内は禁煙区域となります)
2階チケットカウンター前の道路中央帯
駐車場の5階(ただし、喫煙可能な場所でも、出入り口や窓、階段、エレベーター、換気装置部分より20フィート(約6m)圏内は禁煙区域となります)

インターアイランドターミナル
1階インターアイランドターミナルと国際線ターミナルの国際線到着ビル間海側グループツアーエリア(Makai Group Tour Area)
駐車場の7 階(ただし、喫煙可能な場所でも、出入り口や窓、階段、エレベーター、換気装置部分より20フィート(約6m)圏内は禁煙区域となります)

コミューターターミナル
コミューターターミナルの前の道路中央帯
公共駐車場

公園、ビーチやビーチパーク(海洋生物保護区指定のハナウマ湾を除く)
ホテルやモーテルなどの宿泊施設の喫煙ルーム(客室数全体の20%までを喫煙ルームとすることが可能)、喫煙スペース
民間または半官半民のデイケアホームや老人ホーム、長期ケア施設
個人の住居

ハワイの人たちに、禁煙や二次喫煙(間接喫煙)の害を訴えている非営利団体、タバコフリーハワイは、新禁煙法に対し、「今回の新禁煙法は、多くの人々の健康につながる法律として、とても歓迎すべき法律です。これにより、年間500人の命が救われると予測しています」と、コメントしています。

Hawaii's Smoke-Free LawHawaii's Smoke-Free Law
www.hawaii.gov/health/healthy-lifestyles/tobacco/Smoke-Free-Law.htm

Coalition for a Tobacco Free HawaiiCoalition for a Tobacco Free Hawaii
www.tobaccofreehawaii.org

新禁煙法施行のお知らせ(ハワイ州観光局/PDFファイル)
www.gohawaii.jp/pdf/20061101htj_info.pdf


ヴァンズトリプルクラウンオブサーフィン「Opプロハワイ」開催

今年もビッグウェーブのシーズンがやってまいりました。

先週ご紹介した「マカヒキフェスティバル 2006」でもお伝えしましたが、11月12日(日)〜12月20日(水)まで、ノースショアにて、トリプルクラウン(Vans Triple Crown of Surfing)「Opプロハワイ(Op Pro Hawaii)」が開催されます。

世界のトップサーファーたちによるプロのワザを、ノースショアでライブで観戦できる貴重な機会です。とはいえ、大会は、波のコンディションが良い日にのみ開催されるので、期間中の開催情報は、ホットラインで事前に確認しておきましょう。

料金: 観戦無料
日時: 11月12日(日)〜22日(水) 08:00〜
場所: ハレイワアリイビーチパーク
問い合わせ先: (808)638-7700 (開催情報ホットライン)

VANS - Triple Crown of Surfing2006 - VANS - Triple Crown of Surfing - North Shore Oahu, Hawaii
www.triplecrownofsurfing.com



VANS Triple Crown of Surfing (YouTubeより)
www.youtube.com/watch?v=wsI5UXG_ABA

YouTube - Broadcast Yourself.
www.youtube.com


グレースニカエさんのピアノリサイタル開催

ハワイ出身の女性ピアニスト、グレースニカエ(Grace Nikae)さんのピアノリサイタル「In Celebration of the Piano 2006」が、11月18日(土)、カイムキにあるセントルイス高校のマミヤシアターにて開催されます。

主催者は、ハワイの子どもたちの育成に貢献している非営利団体「ルネッサンスアカデミー」。

グレースニカエさんは8歳でその才能を発揮し、ホノルルシンフォニーでデビュー。現在は、スペイン、マドリードを拠点に、世界中でピアノリサイタルを開催しています。

また、11月19日(日)には、リサイタルの共演者、ブラントフレドリクソンさんによるピアノ教室が、ハワイ大学マノア校にて10:00から開催されます(参加費$5.00/人)。

料金: 学生$10.00、シニア$20.00、一般$30.00
日時: 11月18日(土) 19:30〜
場所: Mamiya Thertre, St. Louis Arts Center, 3142 Waialae Ave.
問い合わせ先: (808)485-2115

In Celebration of the Piano 2006
www.hawaiira.com/news/06concertflyer.pdf

The Renaissance AcademyThe Renaissance Academy
www.hawaiira.com

Grace NikaeGrace Nikae, Concert Pianist: Official Website
www.gracenikae.com


ワイキキビーチマリオットリゾート&スパのホテルアクティビティ

ワイキキビーチマリオットリゾート&スパでは、月曜日から金曜日まで、毎日様々なホテルアクティビティが行われています。

滞在中、天気がすぐれない日や、前日の疲れが抜けず、今ひとつ外に出かけたくない時など、ホテル内で過ごせるアクティビティは気分転換にもなり、利用しないテはありません。

ウィークデイの月曜日〜金曜日、ホテル内のパオアカラニロビー(Paoakalani Lovbby)にて、レイメイキングやフラレッスンが行われています。

毎日18:00〜(月曜日と土曜日は18:30〜)は、ホテル内のモアナテラス(Moana Terrace)にて、ハワイアンエンターテイナーによるライブ演奏をあります。

各種アクティビティの詳細は、ホームページ内の「Things To Do at the Waikiki Beach Marriott Resort & Spa」からどうぞ。

場所: Waikiki Beach Marriott Resort & Spa (2552 Kalakaua Ave.)
問い合わせ先: (808)922-6611

Things To Do at the Waikiki Beach Marriott Resort & Spa
www.marriottwaikiki.com/things-to-do.html

Resort Activities Monthly Calendar
www.marriottwaikiki.com/images/things-to-do/WBM_ResortActivities.pdf

Waikiki Beach Marriott Resort & SpaHonolulu Waikiki Beach Resort in Hawaii - Waikiki Beach Marriott Resort & Spa
www.marriottwaikiki.com


今週の天気予報

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◎: 編集後記

コナウィンドによる蒸し暑い日々を強いられていたハワイに、トレードウィンド(貿易風)が戻ってきました。爽やかな風が吹き抜ける、ハワイらしい気候となりました。

先週は急にお仕事がお休みになったりして、「とりあえず骨休みしましょうかな」なんてお気軽に構えていたのですが、どうやら会社内で人件費削減に関してもめているようで、連絡の行き違いによるオフだった事が判明しました。仕事がオフになってしまったのは、10人以上ものスタッフです。

「連絡の行き違い」だと説明されても、みんな、スンナリ納得できるはずがありません(もちろん私も!)。

今回の騒ぎは、そう簡単に収まりそうもありません。今まで働いてきたこの会社は、こんな信じられないようなことをおこしてしまうようなところだったのかと思うと、正直情けなくなりました、、、(涙)

だけど、これもひとつの「ターニングポイント」なのかもしれないし、これからの事を、私自身よく考えてみる良いチャンスだと考えることにします。
(元添乗員)

カイト(凧)は向かい風でのみ高く高く揚がっていきます。風向きの変化に備える準備は、常日頃から意識しておかないと、なかなかすぐに対応できるものではありませんよね。

それがどんな向きであれ、風向きがどう変わろうが、それに正面から立ち向かうことで、高く高く向上していくことができるのではないかと思います。

あ、戦術としてのヒネリはまた別としてネ(笑)。
時には風にまかせて、ピンと張った凧糸をゆるめてあげましょう(凧が急降下した時、糸をゆるめるだけで、不思議にスッと元に戻るんですよね!)。

風向きがコナウィンドからトレードウィンドに戻るように、
どんな長雨もいつかは止みます。
(Taka)

Sandy Beach Park

2006年11月5日日曜日

マカヒキフェスティバル 2006 : 2006年11月5日〜2006年11月11日 Vol.1 No.45

第15回ワールドインビテーショナルフラフェスティバル

毎年恒例の「ワールドインビテーショナルフラフェスティバル」が、11月9日(木)〜11日(土)16:30より、カピオラニ公園のワイキキシェルで開催されます。

ハワイはもちろん、グアム、日本、メキシコ、フィリピン、スペイン、オランダなど、世界各国から参加者が集まり、カヒコ(古典)とアウアナ(現代)のそれぞれのスタイルのフラを通して、ハワイの文化を共有するというフェスティバルです。

チケットはワイキキシェルボックスオフィスで発売中ですが、フェスティバル当日も、会場入口で販売されます。会場では、ハワイアンクラフトの販売や、ロミロミマッサージが受けられるブースも設置される予定です。

料金: 芝生席$5.00、一般席$10.00、ロッジ席$15.00
日時: 11月9日(木)〜11日(土) 16:30開演(16:00開場)
場所: カピオラニ公園内 ワイキキシェル
問い合わせ先: (808)486-3185

ワールドインビテーショナルフラフェスティバルWorld Invitational Hula Festival
home.comcast.net/~worldhula


オーベイビー! ファミリーエキスポ

赤ちゃんや子供のためのアイテムが勢ぞろいするエキスポ、「オーベイビー! ファミリーエキスポ(Oh Baby! Family Expo)」が、ニールブレイズデルセンターのエキシビジョンホールにて開催されます。

会場では、玩具や知的教材など、子どもたちのための様々なアイテムが、150以上のブースに分かれて展示され、当日は、ローカルの若い家族連れで賑わいます。

料金: $4.50(5歳以下無料)
日時: 11月11日(土)〜11月12日(日) 10:00〜17:00
場所: ニールブレイズデルセンターエキシビジョンホール
問い合わせ先: (808)527-5400

ニールブレイズデルセンターエキシビジョンホールNBC Exhibition Hall 777 Ward Avenue, Honolulu, HI
www.blaisdellcenter.com/venues/exhibitionhall.html


トランプタワー購入権の抽選会

ワイキキに建設中の超高級ホテル&コンドミニアム「トランプタワーワイキキビーチウォーク」ですが、プロジェクトの看板である不動産王、ドナルドトランプ氏自らが、日本の投資家に向けたセールスプロモーションを東京で行うそうです。

38階建て、約400室のコンドーテル(ホテル&コンドミニアム)となるトランプタワーワイキキビーチウォークの完成予定は、2009年。

彼のハワイ進出第一棟目として、新しく生まれ変わるワイキキを象徴する建物となるであろうこのタワー、ユニット価格は、ストゥーディオで$50万、ペントハウスは$9ミリオンとなっています。

以前、編集後記でも書きましたが、購入希望者の半数は日本人だそうで、それもあって、本人自らが来日されることになったのかもしれませんね。

ニッテンの小林さんによると、当のトランプ氏は一銭も(1セントも)出資していないとか?! トランプタワーという名前の使用を投資グループに許可し、すべては投資ファンドが資金を提供しているというウワサです。

ネームバリューだけで投資家から多額の資金を集めるトランプさん。スケールがデカイというか、不動産ならではというか、スゴイ商売ですねぇ、、、

そんなトランプタワーのユニットを購入できる権利者を決める抽選会は、日本時間で今週の金曜日(11月10日)に行われる予定です。

Trump Tower Preview Center
2155 Kalakaua Ave., Suite 111, Honolulu HI 96815
問い合わせ先: (808)877-8693

トランプタワーワイキキビーチウォークTrump International Hotel & Tower, Waikiki Beach Walk (TM)
www.trumpwaikikihotel.com


マカヒキフェスティバル 2006

11月12日(日)〜22日(水)に開催されるサーフィンの大会、トリプルクラウン(Vans Triple Crown of Surfing)「Opプロハワイ(Op Pro Hawaii)」に先駆け、オアフ島ノースショアのハレイワにて、「マカヒキフェスティバル 2006(Makahiki Festival 2006)」が開催されます。

10日の金曜日から12日(日)の3日間、E'lan、Ray Barbee、Mt Egypt、BET、Natural Vibrationsによるミュージカルパフォーマンスや、屋外での映画上映会などが行われます。

上映が予定されている映画は、金曜日の夜が「Ultimate Sessions」と「Mission Impossible 3」、土曜日の夜が「Bicycle Trip」、「Pipeline Masters」、「Curious George」の3本、計5本が上映される予定です。

オープンマーケットに出店するベンダーは以下の通りです。

April's Island Designs、Arbonne International、Casual Movements、DeborahBaukala Jewerly、Ding Boardwear、Emmalinda Badilla、Friends of Ali'i Beach、Hana Honua Life Boat、Hard Rock Cafe Honolulu、Hui Kalo O Waialua、Hui Malama O Pupukea-Waimea、Hula Mermaids、Hyndelights、James Moreira Crafts、Kaloman、Mamasita、Manuele Art Works、NOAA Hawaiian Islands Humpback Whale National Marine Sanctuary、Oaks Hawaii、OCRInc (Oahu Community Recycling)、Pau Pono Publishing LLC、Pure Breed Designs、Rising Son、Sunset Beach Christian School、Surf Line Hawaii, Ltd.、Surfing The Nations、Susie's Seaglass、The GS Group、The Soap Cellar、Tribal Tattoos、Vella Chiropractic、Wai'I、Waialua Little League

フードブースも、ご覧の通り盛りだくさん。

Dole Food Company、Pineapple Juice & Waialua Coffee、Hard Rock Cafe、Pig Sandwiches & Pig Sandwich Plates w/ rice &mac salads、House of Restoration、Kalua Pig, Chicken Long Rice, Beef Stew、K Restaurant、Korean BBQ、Kono's、Hot Dogs, Smoothies、North Shore Lifeguard Association、Mexican Food、Once A Month Church、Huli Huli Chicken Plates、Paradise Pastries、cheesecakes, cookies, cakes、Pizza Hut、Time 2 Grind、Garlic Shrimp, Teribeef LauLau Plates、Waimea Falls Grill、Grilled Fish & Chicken Plates, Veggie Burgers (official sponsor)

入場は無料。
駐車場など、会場に関する詳細は、ホームページにてどうぞ。

日時: 11月10日(金)〜12日(日)
10日 16:00〜21:00、11日 12:00〜21:00、12日 12:00〜21:30
場所: ハレイワビーチパーク
問い合わせ先: (808)637-3138 (NORTH SHORE NEWS)

マカヒキフェスティバル 2006Makahiki Festival 2006
www.makahikifestival.com


今週の天気予報

www.alohaclub.com/weekly_hawaii/hawaii_news_061105_45.html


◎: 編集後記

クルマを運転していると、何だか嫌な音が、、、

パーンパン! と、何かに当たる音です。
なんだろう? と思っているうちに音はどんどん大きくなり、バッコン! っという何かが落ちたような爆発音とともにエンジンのファンベルトが切れ、その衝撃でラジエーター(冷却装置)がズレて水が漏れ出し、オーバーヒート寸前の状態でストップしてしまいました、、、

クルマは修理しなくてはなりませんが、考えてみたら雨も降っていなかったし、クルマは無事に路側帯に停めることができ、他のドライバーたちにも迷惑をかけずに済みました。携帯電話のおかげで、助けもすぐに呼べました(本当に便利!)。

 考えてみると結構ラッキーだったかも、、、

我ながらポジティブシンキングだなぁとは思いますが(笑)、

「気楽にいこう!」

というハワイ流の暮らし方が、私もやっと身についてきたのかな。
(元添乗員)

先週のメールマガジンの編集後記について、「夜中は静かに行動すべき」、「あなたの考えはおかしい」、「他人の迷惑を考えろ」、「オマエが一番エラそう」、「常識がない」といったコメントを、たくさんの読者の方からいただきました。300ほどの読者数にも関わらず、アツい読者の方が読んでくださっているのだなと、正直、感激しました。どうも有り難うございます。

皆さんのおっしゃる通りです。

夜中は静かにすべきです。
他人には迷惑をかけない方が良いです。
僕が一番偉そうです。

カイルアには高齢者が多いです。
これからますます増えると思います。

カイルアのB&Bを利用する方は、比較的長期滞在型のメインランド(アメリカ本土)からのツーリストが多いようです。彼らのフライトは深夜に到着するため、空港でレンタカーを借りて、そこからカイルアまでドライブしてきますので、B&Bに到着する頃は、午前2時を回っていたりします。

長旅でやっと到着した安堵感から、ついつい声が大きくなってしまう彼らの気持ちも分かります。早寝早起きのお年寄りには、そういった近所の「騒音」はこたえるだろうなぁと思います。

カイルアのB&Bをご利用の観光客の皆さま、夜は静かにお願いします。

あらためて自分が書いた編集後記を読み直してみました。

彼らにとっては、「カイルア」の前に、「俺の」「私の」が付くのでしょうかね。

と書きましたが、よく考えてみれば、自分もそうでした。過去の編集後記
www.alohaclub.com/weekly_hawaii/hawaii_news_060305_10.html
などを読み直してみると、彼ら同様、自分だって、随分「俺の」カイルアモードだよなぁと思いました。「何か足りないなぁ、、」と考えたら、ハッと気がつきました。

『俺の「愛する」カイルア』だったんですねぇ(笑)。

言葉足らずで誤解を生ずるからといって、何から何までイチイチ全部書いてまで説明することはしません。なぜならば、カイルアの歴史をはじめ、住民層、職業、世帯所得、民主党と共和党の割合など、様々な背景をふまえた上で話をしなければならないからです。これははっきり言って、メンドクサイっす(ごめんなさい)。

カイルアに移り住んで丸10年が過ぎましたが、「その程度の町」と感じ始めたのは、ほんのつい最近です(去年、いや、今年に入ってからくらいでしょうか)。

今回のテレビでのニュースは、近所の友だちから聞いた話だと、なんとCNNでも放映されたそうです。CNNって言ったら全国ネットですよ。ローカルニュースとはワケが違います。その影響力を知っている人なら、そのニュースが何を意味するのか、今後の「ハワイ」のツーリズムにどんな影響を及ぼすのか、心配して当たり前です。

先週のそれでは書きませんでしたが、観光業に依存した仕事で生計を立てている人たちがたくさん住んでいるハワイ州で、「カイルアの住民は、犯罪が増えるとか治安が悪くなるとか、不動産がさらに高騰するとか、そういったことも懸念している」とのことだったんです。それがCNNで放映されたんです。

それって、「カイルアにツーリストが増えると犯罪が増え治安が悪くなる」と、訪れるツーリストに向かってカイルア(=本土の人から見れば「ハワイ」)の住民が言っているのと同じです。いじわるな見方をすれば、ツーリスト=犯罪者呼ばわりしているみたいな展開になりかねません。

ツーリストたちのことを腹の中ではそんな風に思っている住民が住んでいるカイルア。
ツーリストが訪れることを快く思っていない住民が住んでいるカイルア。

もしもカイルアのイメージがそんな風になってしまったとしたら、いくらビーチが綺麗だからと言って、あなたは訪れてみたいという気持ちになりますか?

僕が書いた「その程度の町」とは、カイルアが「自分のことしか考えていない住民が住む町」だと感じる時があるからです。

自分が生きている間は「俺のカイルア」で好きに暮らしたい。この町がこれまでここまでの治安と環境が保たれてきたのは、俺(たち(が納めてきた税金))のおかげだ。

本気でそう考えている人たちがたくさんいます。僕はそんな彼らに敬意を表するとともに、その利己的で自己中心的なプライドに、今のアメリカを見ます。

彼らにしてみれば、自分が死んだ後のカイルアのことなどアタマに無いのかもしれません。イヤ、もしかしたら、自分の子供や孫のため(だけ)に、自分が生きていた頃と変わらないカイルアを望んでいるかもしれません。

ハワイがもともとハワイ王朝だったことや、1848年の土地分割法(グレートマヘレ)、1850年の外国人土地所有法案によるアメリカ人たちの土地の買い占め、さらには1887年の「ハワイを共和制にしたい」と暴れたワガママな白人によるクーデター、そして1894年の白人勢力による臨時政府の樹立、ハワイ王国をハワイ共和国にし、次の年にはリリウオカラニ女王に濡れ衣を着せてイオラニ宮殿に幽閉、1898年にはついにアメリカの領土にしてしまったことなど、どれひとつとしてアタマの片隅にもないことでしょう。

そういえば、カイルアが「白人の多い町」って聞いたことありませんか? それは戦後のハナシです。近所の日系のおじいちゃんに聞いたのですが、戦前はアジア系移民がたくさん住んでいたそうです。パリハイウェイが開通して便利になり、「お、イイぢゃん?!」とハオリ(白人=Haole=ハワイ語で「息がない」という意味=ハワイの人は抱擁をする時ふぅっと息を吐く習慣があるのですが、白人にはそういう習慣がないところからそう呼ばれるようになったらしい)が住み始め、現在に至ります。

閑話休題、同じカイルアの住人として、気持ちはよく分かります。この先20年後もカイルアに住んでいたとしたら、彼ら同様、訪れる(マナーの悪い)ツーリストたちに辟易している自分がそこにいるかもしれません。

カイルアのことを「自分のことしか考えていない住民が住む町」と感じるのは、カイルアの住民たちの、「カイルアは他(ワイキキやカハラ、ハワイカイなどのエリア)とは違う」という、独特のプライドを感じるからです(他のエリアには長く住んだことがありませんので、もしかしたら同様の空気があるのかもしれませんが、、、)。

それはまた、カイルアの住民たちの、「俺(私)は他(ワイキキやカハラ、ハワイカイなどに住んでいる住民)とは違う」という、これまた独特のプライドまで感じさせてくれます。

そんな雰囲気を住民に感じる時、正直、僕はカイルアから引っ越したくなります。

もしかしたら、それくらいの気持ちでもって、自分の住む土地を守る意識はとても大切なことなのかもしれません(自分でも時間をかけてよく考えてみますね)。

しかし、カイルアはハワイの一部です。カイルアの町だけ独立しているのではありません。それをメディアを利用して(それも全国ネットで)、カイルアを訪れるツーリストの文句を言うのは度が過ぎると思います。

たとえカイルアの住民は構わなかったとしても、もしかしたら、ハワイを訪れるツーリストが減るかもしれません。もしもそんなことになったら、観光業に依存しているエリアは不景気になり、間もなく治安が悪くなり、いずれはカイルアの高級住宅地に泥棒が徘徊することになるかもしれません(おっと、「ローカルを泥棒呼ばわりしている」とか言わないように、、、(笑))。

ツーリストに対して「カイルア(ハワイ)のB&Bを利用する方、夜は静かにしましょう」といった啓蒙的な理由で、CNNのニュースにのせた(だけ)とは思えないんですよね。

ん、もしかして、メディアを利用しての、もっと他の思惑があるのカナ? ハワイ島の地震を取材に来たクルーが、他のネタとして、ラニカイにはハリウッドスターなどの別荘もあるカイルアを取り上げてみた(だけ)とか?!?、、、

苦情はできれば直接本人に(勇気要りますケド)。それができなければ、警察に通報すれば良いのです。B&Bだったら、B&Bのオーナーに言えば良いのです(これまた同じ住民としてなかなか勇気要りますケド、、、)。B&Bのオーナーにもっとネイバーに対する配慮があれば、こんなニュースも放映されずに済んだのかもしれません。

いずれにせよ、訪れる方は住民のことを、住民は訪れる方々のことを、お互いに思い遣る気持ちが何よりも大切だということだけは間違いありません。

相互互助。
相互互恵。

アロハスピリットって
そんなんぢゃなかったでしたっけ?

ちなみに僕が書かなければ、日本に住んでいるハワイクレイジーの皆さんは誰も知らなくても良い話題だったのかもしれませんね。

「我ながら余計なことを書いてしまったものだな」と、、、笑っちゃいました。

とにかく、
ツーリストも、住民も、

「カイルアでは静かに静かに静かに静かに」

ってことです(笑)。
(Taka)

追伸:
もしも今回の全国ニュースが、カイルアにホテルを建設しようと企てて(企んで)いる業者さんに対する牽制だとしたら、皆さんはどう考えますか?

「だとしたらチョット納得」

とか思っちゃったりなんかして、、、(爆)

度が過ぎると波風立ちます。
何事もバランスが大切。
ウインドサーフィンと一緒ですよね。
(無理矢理カイルアにこじつけて11月に突入〜!)

追伸2:
あともう一点。

「あんなヤツ(Taka)がいるカイルアに行くのはやめよう」

とか思う人がいたら、おっしゃる通り、カイルアには来ない方が身のためです。

僕は毎日のようにカイルアのビーチを散歩しています。度が過ぎた日本人観光客を見かけたら、品格ある明日の日本のために、品格のない日本語で分かりやすくお声がけさせていただきますので、、、(ウソ)

このメールマガジンを読んでくださっている読者の皆さんはもちろん大丈夫だと思いますが、自分の素行に自信のない方は特にご注意ください。まずは普通に立ち振る舞え、空気が読めるようになってからのほうが身のためです(逆ギレしないでね)。

住民とツーリストが上手に共存できる町づくりを模索していくことには、積極的に関心を持って取り組んでいきたいと思っています。町全体の「質」が高いレベルで保たれるためであれば、僕は他人様からどんなに嫌われようと全然構いません。

そのためなら、CNNだけではなく、日本国内の全国ニュースでも放映してもらうかもしれません(笑)。

そういえば、オアフ島の西の方にもそういう方がいらっしゃいました。

「オアフの西の方は危ないので行かないように」みたいなことを、パンフレットか何かに掲載した日本の旅行会社だか出版社に対し、その印刷物を回収させ謝罪させた人。

彼の息子さんと一緒に、子供たちに絵を教える機会があったのですが、すごく感じの良い好青年で、彼のお父さん(謝罪させた人)の話を別の方から聞いて、とても興味が湧いたのを覚えています。

そのためにも、僕ももっとチカラ付けとこ〜っと。

Kalama Beach Park追伸3:
「本人に会ってみたい」

という奇特な方がいたら、連絡ください。お会いしましょう。
(Taka)