2006年11月5日日曜日

マカヒキフェスティバル 2006 : 2006年11月5日〜2006年11月11日 Vol.1 No.45

第15回ワールドインビテーショナルフラフェスティバル

毎年恒例の「ワールドインビテーショナルフラフェスティバル」が、11月9日(木)〜11日(土)16:30より、カピオラニ公園のワイキキシェルで開催されます。

ハワイはもちろん、グアム、日本、メキシコ、フィリピン、スペイン、オランダなど、世界各国から参加者が集まり、カヒコ(古典)とアウアナ(現代)のそれぞれのスタイルのフラを通して、ハワイの文化を共有するというフェスティバルです。

チケットはワイキキシェルボックスオフィスで発売中ですが、フェスティバル当日も、会場入口で販売されます。会場では、ハワイアンクラフトの販売や、ロミロミマッサージが受けられるブースも設置される予定です。

料金: 芝生席$5.00、一般席$10.00、ロッジ席$15.00
日時: 11月9日(木)〜11日(土) 16:30開演(16:00開場)
場所: カピオラニ公園内 ワイキキシェル
問い合わせ先: (808)486-3185

ワールドインビテーショナルフラフェスティバルWorld Invitational Hula Festival
home.comcast.net/~worldhula


オーベイビー! ファミリーエキスポ

赤ちゃんや子供のためのアイテムが勢ぞろいするエキスポ、「オーベイビー! ファミリーエキスポ(Oh Baby! Family Expo)」が、ニールブレイズデルセンターのエキシビジョンホールにて開催されます。

会場では、玩具や知的教材など、子どもたちのための様々なアイテムが、150以上のブースに分かれて展示され、当日は、ローカルの若い家族連れで賑わいます。

料金: $4.50(5歳以下無料)
日時: 11月11日(土)〜11月12日(日) 10:00〜17:00
場所: ニールブレイズデルセンターエキシビジョンホール
問い合わせ先: (808)527-5400

ニールブレイズデルセンターエキシビジョンホールNBC Exhibition Hall 777 Ward Avenue, Honolulu, HI
www.blaisdellcenter.com/venues/exhibitionhall.html


トランプタワー購入権の抽選会

ワイキキに建設中の超高級ホテル&コンドミニアム「トランプタワーワイキキビーチウォーク」ですが、プロジェクトの看板である不動産王、ドナルドトランプ氏自らが、日本の投資家に向けたセールスプロモーションを東京で行うそうです。

38階建て、約400室のコンドーテル(ホテル&コンドミニアム)となるトランプタワーワイキキビーチウォークの完成予定は、2009年。

彼のハワイ進出第一棟目として、新しく生まれ変わるワイキキを象徴する建物となるであろうこのタワー、ユニット価格は、ストゥーディオで$50万、ペントハウスは$9ミリオンとなっています。

以前、編集後記でも書きましたが、購入希望者の半数は日本人だそうで、それもあって、本人自らが来日されることになったのかもしれませんね。

ニッテンの小林さんによると、当のトランプ氏は一銭も(1セントも)出資していないとか?! トランプタワーという名前の使用を投資グループに許可し、すべては投資ファンドが資金を提供しているというウワサです。

ネームバリューだけで投資家から多額の資金を集めるトランプさん。スケールがデカイというか、不動産ならではというか、スゴイ商売ですねぇ、、、

そんなトランプタワーのユニットを購入できる権利者を決める抽選会は、日本時間で今週の金曜日(11月10日)に行われる予定です。

Trump Tower Preview Center
2155 Kalakaua Ave., Suite 111, Honolulu HI 96815
問い合わせ先: (808)877-8693

トランプタワーワイキキビーチウォークTrump International Hotel & Tower, Waikiki Beach Walk (TM)
www.trumpwaikikihotel.com


マカヒキフェスティバル 2006

11月12日(日)〜22日(水)に開催されるサーフィンの大会、トリプルクラウン(Vans Triple Crown of Surfing)「Opプロハワイ(Op Pro Hawaii)」に先駆け、オアフ島ノースショアのハレイワにて、「マカヒキフェスティバル 2006(Makahiki Festival 2006)」が開催されます。

10日の金曜日から12日(日)の3日間、E'lan、Ray Barbee、Mt Egypt、BET、Natural Vibrationsによるミュージカルパフォーマンスや、屋外での映画上映会などが行われます。

上映が予定されている映画は、金曜日の夜が「Ultimate Sessions」と「Mission Impossible 3」、土曜日の夜が「Bicycle Trip」、「Pipeline Masters」、「Curious George」の3本、計5本が上映される予定です。

オープンマーケットに出店するベンダーは以下の通りです。

April's Island Designs、Arbonne International、Casual Movements、DeborahBaukala Jewerly、Ding Boardwear、Emmalinda Badilla、Friends of Ali'i Beach、Hana Honua Life Boat、Hard Rock Cafe Honolulu、Hui Kalo O Waialua、Hui Malama O Pupukea-Waimea、Hula Mermaids、Hyndelights、James Moreira Crafts、Kaloman、Mamasita、Manuele Art Works、NOAA Hawaiian Islands Humpback Whale National Marine Sanctuary、Oaks Hawaii、OCRInc (Oahu Community Recycling)、Pau Pono Publishing LLC、Pure Breed Designs、Rising Son、Sunset Beach Christian School、Surf Line Hawaii, Ltd.、Surfing The Nations、Susie's Seaglass、The GS Group、The Soap Cellar、Tribal Tattoos、Vella Chiropractic、Wai'I、Waialua Little League

フードブースも、ご覧の通り盛りだくさん。

Dole Food Company、Pineapple Juice & Waialua Coffee、Hard Rock Cafe、Pig Sandwiches & Pig Sandwich Plates w/ rice &mac salads、House of Restoration、Kalua Pig, Chicken Long Rice, Beef Stew、K Restaurant、Korean BBQ、Kono's、Hot Dogs, Smoothies、North Shore Lifeguard Association、Mexican Food、Once A Month Church、Huli Huli Chicken Plates、Paradise Pastries、cheesecakes, cookies, cakes、Pizza Hut、Time 2 Grind、Garlic Shrimp, Teribeef LauLau Plates、Waimea Falls Grill、Grilled Fish & Chicken Plates, Veggie Burgers (official sponsor)

入場は無料。
駐車場など、会場に関する詳細は、ホームページにてどうぞ。

日時: 11月10日(金)〜12日(日)
10日 16:00〜21:00、11日 12:00〜21:00、12日 12:00〜21:30
場所: ハレイワビーチパーク
問い合わせ先: (808)637-3138 (NORTH SHORE NEWS)

マカヒキフェスティバル 2006Makahiki Festival 2006
www.makahikifestival.com


今週の天気予報

www.alohaclub.com/weekly_hawaii/hawaii_news_061105_45.html


◎: 編集後記

クルマを運転していると、何だか嫌な音が、、、

パーンパン! と、何かに当たる音です。
なんだろう? と思っているうちに音はどんどん大きくなり、バッコン! っという何かが落ちたような爆発音とともにエンジンのファンベルトが切れ、その衝撃でラジエーター(冷却装置)がズレて水が漏れ出し、オーバーヒート寸前の状態でストップしてしまいました、、、

クルマは修理しなくてはなりませんが、考えてみたら雨も降っていなかったし、クルマは無事に路側帯に停めることができ、他のドライバーたちにも迷惑をかけずに済みました。携帯電話のおかげで、助けもすぐに呼べました(本当に便利!)。

 考えてみると結構ラッキーだったかも、、、

我ながらポジティブシンキングだなぁとは思いますが(笑)、

「気楽にいこう!」

というハワイ流の暮らし方が、私もやっと身についてきたのかな。
(元添乗員)

先週のメールマガジンの編集後記について、「夜中は静かに行動すべき」、「あなたの考えはおかしい」、「他人の迷惑を考えろ」、「オマエが一番エラそう」、「常識がない」といったコメントを、たくさんの読者の方からいただきました。300ほどの読者数にも関わらず、アツい読者の方が読んでくださっているのだなと、正直、感激しました。どうも有り難うございます。

皆さんのおっしゃる通りです。

夜中は静かにすべきです。
他人には迷惑をかけない方が良いです。
僕が一番偉そうです。

カイルアには高齢者が多いです。
これからますます増えると思います。

カイルアのB&Bを利用する方は、比較的長期滞在型のメインランド(アメリカ本土)からのツーリストが多いようです。彼らのフライトは深夜に到着するため、空港でレンタカーを借りて、そこからカイルアまでドライブしてきますので、B&Bに到着する頃は、午前2時を回っていたりします。

長旅でやっと到着した安堵感から、ついつい声が大きくなってしまう彼らの気持ちも分かります。早寝早起きのお年寄りには、そういった近所の「騒音」はこたえるだろうなぁと思います。

カイルアのB&Bをご利用の観光客の皆さま、夜は静かにお願いします。

あらためて自分が書いた編集後記を読み直してみました。

彼らにとっては、「カイルア」の前に、「俺の」「私の」が付くのでしょうかね。

と書きましたが、よく考えてみれば、自分もそうでした。過去の編集後記
www.alohaclub.com/weekly_hawaii/hawaii_news_060305_10.html
などを読み直してみると、彼ら同様、自分だって、随分「俺の」カイルアモードだよなぁと思いました。「何か足りないなぁ、、」と考えたら、ハッと気がつきました。

『俺の「愛する」カイルア』だったんですねぇ(笑)。

言葉足らずで誤解を生ずるからといって、何から何までイチイチ全部書いてまで説明することはしません。なぜならば、カイルアの歴史をはじめ、住民層、職業、世帯所得、民主党と共和党の割合など、様々な背景をふまえた上で話をしなければならないからです。これははっきり言って、メンドクサイっす(ごめんなさい)。

カイルアに移り住んで丸10年が過ぎましたが、「その程度の町」と感じ始めたのは、ほんのつい最近です(去年、いや、今年に入ってからくらいでしょうか)。

今回のテレビでのニュースは、近所の友だちから聞いた話だと、なんとCNNでも放映されたそうです。CNNって言ったら全国ネットですよ。ローカルニュースとはワケが違います。その影響力を知っている人なら、そのニュースが何を意味するのか、今後の「ハワイ」のツーリズムにどんな影響を及ぼすのか、心配して当たり前です。

先週のそれでは書きませんでしたが、観光業に依存した仕事で生計を立てている人たちがたくさん住んでいるハワイ州で、「カイルアの住民は、犯罪が増えるとか治安が悪くなるとか、不動産がさらに高騰するとか、そういったことも懸念している」とのことだったんです。それがCNNで放映されたんです。

それって、「カイルアにツーリストが増えると犯罪が増え治安が悪くなる」と、訪れるツーリストに向かってカイルア(=本土の人から見れば「ハワイ」)の住民が言っているのと同じです。いじわるな見方をすれば、ツーリスト=犯罪者呼ばわりしているみたいな展開になりかねません。

ツーリストたちのことを腹の中ではそんな風に思っている住民が住んでいるカイルア。
ツーリストが訪れることを快く思っていない住民が住んでいるカイルア。

もしもカイルアのイメージがそんな風になってしまったとしたら、いくらビーチが綺麗だからと言って、あなたは訪れてみたいという気持ちになりますか?

僕が書いた「その程度の町」とは、カイルアが「自分のことしか考えていない住民が住む町」だと感じる時があるからです。

自分が生きている間は「俺のカイルア」で好きに暮らしたい。この町がこれまでここまでの治安と環境が保たれてきたのは、俺(たち(が納めてきた税金))のおかげだ。

本気でそう考えている人たちがたくさんいます。僕はそんな彼らに敬意を表するとともに、その利己的で自己中心的なプライドに、今のアメリカを見ます。

彼らにしてみれば、自分が死んだ後のカイルアのことなどアタマに無いのかもしれません。イヤ、もしかしたら、自分の子供や孫のため(だけ)に、自分が生きていた頃と変わらないカイルアを望んでいるかもしれません。

ハワイがもともとハワイ王朝だったことや、1848年の土地分割法(グレートマヘレ)、1850年の外国人土地所有法案によるアメリカ人たちの土地の買い占め、さらには1887年の「ハワイを共和制にしたい」と暴れたワガママな白人によるクーデター、そして1894年の白人勢力による臨時政府の樹立、ハワイ王国をハワイ共和国にし、次の年にはリリウオカラニ女王に濡れ衣を着せてイオラニ宮殿に幽閉、1898年にはついにアメリカの領土にしてしまったことなど、どれひとつとしてアタマの片隅にもないことでしょう。

そういえば、カイルアが「白人の多い町」って聞いたことありませんか? それは戦後のハナシです。近所の日系のおじいちゃんに聞いたのですが、戦前はアジア系移民がたくさん住んでいたそうです。パリハイウェイが開通して便利になり、「お、イイぢゃん?!」とハオリ(白人=Haole=ハワイ語で「息がない」という意味=ハワイの人は抱擁をする時ふぅっと息を吐く習慣があるのですが、白人にはそういう習慣がないところからそう呼ばれるようになったらしい)が住み始め、現在に至ります。

閑話休題、同じカイルアの住人として、気持ちはよく分かります。この先20年後もカイルアに住んでいたとしたら、彼ら同様、訪れる(マナーの悪い)ツーリストたちに辟易している自分がそこにいるかもしれません。

カイルアのことを「自分のことしか考えていない住民が住む町」と感じるのは、カイルアの住民たちの、「カイルアは他(ワイキキやカハラ、ハワイカイなどのエリア)とは違う」という、独特のプライドを感じるからです(他のエリアには長く住んだことがありませんので、もしかしたら同様の空気があるのかもしれませんが、、、)。

それはまた、カイルアの住民たちの、「俺(私)は他(ワイキキやカハラ、ハワイカイなどに住んでいる住民)とは違う」という、これまた独特のプライドまで感じさせてくれます。

そんな雰囲気を住民に感じる時、正直、僕はカイルアから引っ越したくなります。

もしかしたら、それくらいの気持ちでもって、自分の住む土地を守る意識はとても大切なことなのかもしれません(自分でも時間をかけてよく考えてみますね)。

しかし、カイルアはハワイの一部です。カイルアの町だけ独立しているのではありません。それをメディアを利用して(それも全国ネットで)、カイルアを訪れるツーリストの文句を言うのは度が過ぎると思います。

たとえカイルアの住民は構わなかったとしても、もしかしたら、ハワイを訪れるツーリストが減るかもしれません。もしもそんなことになったら、観光業に依存しているエリアは不景気になり、間もなく治安が悪くなり、いずれはカイルアの高級住宅地に泥棒が徘徊することになるかもしれません(おっと、「ローカルを泥棒呼ばわりしている」とか言わないように、、、(笑))。

ツーリストに対して「カイルア(ハワイ)のB&Bを利用する方、夜は静かにしましょう」といった啓蒙的な理由で、CNNのニュースにのせた(だけ)とは思えないんですよね。

ん、もしかして、メディアを利用しての、もっと他の思惑があるのカナ? ハワイ島の地震を取材に来たクルーが、他のネタとして、ラニカイにはハリウッドスターなどの別荘もあるカイルアを取り上げてみた(だけ)とか?!?、、、

苦情はできれば直接本人に(勇気要りますケド)。それができなければ、警察に通報すれば良いのです。B&Bだったら、B&Bのオーナーに言えば良いのです(これまた同じ住民としてなかなか勇気要りますケド、、、)。B&Bのオーナーにもっとネイバーに対する配慮があれば、こんなニュースも放映されずに済んだのかもしれません。

いずれにせよ、訪れる方は住民のことを、住民は訪れる方々のことを、お互いに思い遣る気持ちが何よりも大切だということだけは間違いありません。

相互互助。
相互互恵。

アロハスピリットって
そんなんぢゃなかったでしたっけ?

ちなみに僕が書かなければ、日本に住んでいるハワイクレイジーの皆さんは誰も知らなくても良い話題だったのかもしれませんね。

「我ながら余計なことを書いてしまったものだな」と、、、笑っちゃいました。

とにかく、
ツーリストも、住民も、

「カイルアでは静かに静かに静かに静かに」

ってことです(笑)。
(Taka)

追伸:
もしも今回の全国ニュースが、カイルアにホテルを建設しようと企てて(企んで)いる業者さんに対する牽制だとしたら、皆さんはどう考えますか?

「だとしたらチョット納得」

とか思っちゃったりなんかして、、、(爆)

度が過ぎると波風立ちます。
何事もバランスが大切。
ウインドサーフィンと一緒ですよね。
(無理矢理カイルアにこじつけて11月に突入〜!)

追伸2:
あともう一点。

「あんなヤツ(Taka)がいるカイルアに行くのはやめよう」

とか思う人がいたら、おっしゃる通り、カイルアには来ない方が身のためです。

僕は毎日のようにカイルアのビーチを散歩しています。度が過ぎた日本人観光客を見かけたら、品格ある明日の日本のために、品格のない日本語で分かりやすくお声がけさせていただきますので、、、(ウソ)

このメールマガジンを読んでくださっている読者の皆さんはもちろん大丈夫だと思いますが、自分の素行に自信のない方は特にご注意ください。まずは普通に立ち振る舞え、空気が読めるようになってからのほうが身のためです(逆ギレしないでね)。

住民とツーリストが上手に共存できる町づくりを模索していくことには、積極的に関心を持って取り組んでいきたいと思っています。町全体の「質」が高いレベルで保たれるためであれば、僕は他人様からどんなに嫌われようと全然構いません。

そのためなら、CNNだけではなく、日本国内の全国ニュースでも放映してもらうかもしれません(笑)。

そういえば、オアフ島の西の方にもそういう方がいらっしゃいました。

「オアフの西の方は危ないので行かないように」みたいなことを、パンフレットか何かに掲載した日本の旅行会社だか出版社に対し、その印刷物を回収させ謝罪させた人。

彼の息子さんと一緒に、子供たちに絵を教える機会があったのですが、すごく感じの良い好青年で、彼のお父さん(謝罪させた人)の話を別の方から聞いて、とても興味が湧いたのを覚えています。

そのためにも、僕ももっとチカラ付けとこ〜っと。

Kalama Beach Park追伸3:
「本人に会ってみたい」

という奇特な方がいたら、連絡ください。お会いしましょう。
(Taka)

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